複式簿記でヤラレ廃人となる
こんにちは 行政書士の佐藤です。
私は1973年産まれ シルベスター・スタローンのランボーを見て育った世代です。
あの映画、基本的に社会に不満のあるポジションからの視聴者の同情を誘いつつ、そこから怒りが爆発し、権力のある者に対しての逆襲、叫び、銃乱射といったストーリーが我々、就職氷河期世代の心をエグりました。 まさに就職氷河期向けの映画です。
そして令和4年1月7日
カネにならない弥生会計の入力と仕分け、国家権力に従い納税する為の作業で時間を奪われることへの怒り、悲しみ( ノД`) 税務署との闘い・・・ 私はランボー怒りのアフガン状態となりました。
冷静さを取り戻します。
2022年は持続可能な発展を目指し、貧困、飢餓、環境問題に努めて構造改革に賛成し、正統派側になるんでした。 国家権力の側に周り一緒に一丸となって持続可能な発展に向かっていくためにしっかり納税してしっかり稼がないと
今からのトレンドは社会への不満ではなくSDGSです。
ランボーとかやっていたら一生負け組です。
ところで、この税金納めるための確定申告って作業 本当はオシャレに税理士に丸投げしてしまうのが正解なのでしょうけど、ビンボーが染み付いている私はどうしても自分でやってランボー化しまいます。
確定申告の準備
税金の為に日本国民は余計な仕事がとても多くなっております。
だいたい、税金なかったら・・・
領収書とかいらん、税理士もいらん、会計ソフトもいらん
超シンプル
税金は収めるにしても、手間がかにしてからない仕組みにして欲しいものです。
開業したらわかると思いますが、領収書というのは諸悪の根源 このくそ面倒くさい紙のせいで、多くの日本人が全く生産性のない作業を繰り返していると言っても過言ではありません。
せめて、銀行振込とクレジットカードだけの社会にしてくれ
全部クレジットカード決済だとどれだけ楽なことか
会計ソフトに自動同期させて入力要らずで、開業したら経費は一つのカードにまとめるべきです。
ただ、役所が電子を認めない現金主義なので、行政書士って現金払い多いんすよ。
「まじでどうにかして欲しいよ ホント国民の時間もってえねえから」
更に、行政書士の立替金 こいつの面倒くせえこと
簿記とか勉強してなかったですけど、必要に迫られて理解していくのですが
青色申告なんかしたら、最初はこの複式簿記で「ランボー怒りのアフガン」になること間違いなしです。
最低限知っておく必要がある簿記の知識 青色申告
例えば、車庫証明しました。
手数料8,800円税込み 印紙代2,750円
請求書を郵送しました。
で翌月 11,550円が入金されました。
たったこれだけのことで
借方: 売掛金8,800円 貸方: 売上高 8,800円
借方: 立替金2,750円 貸方: 事業主借 2,750円
借方: 普通預金 8,800円 貸方: 売掛金 8,800円
借方: 普通預金 2750円 貸方: 立替金 2,750円
とこんな感じになります。 面倒くっせー
怒りと悲しみ噴出します。
しかも、自動車の登録なんかすれば、手数料は6000円程度なのに自動車税、環境税、重量税などなど20万くらい立替とかになります。
私はせっせと、働いて6000円を稼いだのにお国は税金として労せずして20万円以上の税金を獲得する。その6000円からも、所得税、住民税がしょっ引かれるという悲しみ
しかも領収書の山に埋もれ整理整頓し、何度も何度も紙をいらってペタペタパチパチ不毛な作業
事業主貸と 事業主借って知ってますか?
仕事のお金10,000円が事業用ではない私的な口座に入っちゃったよ
借方 : 事業主貸 10,000円 貸方 : 売上高 10,000円
となります。
※ 事業主である佐藤浩一が、 行政書士佐藤浩一事務所に お金を借りている状態
逆に接待飲み代10,000円自分のお金で出しておいたよとなると
借方 : 接待交際費 10,000円 貸方 : 事業主借 10,000円
となります。
※事業主である佐藤浩一が、 行政書士佐藤浩一事務所に お金を貸している状態
で、いつの間にか売上を私的に流用していると事業主貸>事業主借が大きくなり、事業の状態が悪いと銀行さんなどから判断されます。
この事業主貸、事業主借の状態がどうなのかは総勘定元帳の元入金を見たらわかります。
これは企業だと資本金みたいなもので、事業主が、その個人事業立ち上げにぶち込んだ私財ということになります。
超面倒くさい話はこれだけではとどまりません。
事務所を買いました。 こいつを減価償却させる仕分け方法とか
経費案分とか、最初は悩むこと沢山 苦しむでしょう
他にもたくさんやる事あるのに、こんなしょうもない事やっとられません。
なので、貧乏から挑戦する私のような開業行政書士は基本 どM でないと務まらないと思います。
とはいえ、上手くやりようはある
この鬼畜の複式簿記ですが、やりこなせば会計とはこういうものなのかと勉強になります。
社会人・経営者として簿記の知識、節税の知恵は生きていくために絶対必要なのでこの苦しみを乗り越えた先には豊な生活が保証されると思います。
実際に、経費をうまく活用し税引き後支出を減らしできるだけ事業の中で生きていく
これで、まったく節税対策が打てない会社員よりははるかに豊に生きていけますから
売上1000万円 利益は300万とかでも年収300万円の会社員に比べたら超豊に生きていけることがよくわかると思います。
いやー私も 長年会社員でしたので、自分で事業初めて本当に良かったと思います。
ビンボー怒りの確定申告というタイトルでしたが、2021年の事業内容は決して悪いものではなかったです。行政書士が儲からなくビンボー怒りシリーズに皆がなってしまうという意味ではありませんのでご安心ください。
まとめ
何の話でしたっけ?
要するに、開業したら最初は確定申告に苦しむけど、豊に生きる為には避けては通れない道だということです。
そして、ランボー 怒りシリーズのように税務署に対しての想いが噴出するでしょうが、そこは大人の対応で乗り越えて、複式簿記を理解してこそ社会人だという事だと思います。
税務署は「公正公平な税負担」という綺麗事ありますけど、世の中全然公正公平になんかなっておりません。 大金持ちは納税せずに生きて生ける仕組みがあり、取りやすい奴から採るという方式を採用しております。
これだけ難しく、複雑な税制で税理士によっても納税額が変わってしまうような税制で公正公平なんてないっしょ
あと集めた税の使い道がトホホな件も・・・・
おっと 2022年はSDGSでした
最後に
私の確定申告 もっとこうすれば良いじゃんという
アドバイスがある方は是非教えてください。
私多分 きちんと真面目にやり過ぎているな もっとザックリでいいの?もしかして
快晴なので今日は自転車でお仕事
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