合格体験記(よーよーさん)



・1回目 10年ほど前、不合格(150点程度)
学習期間:新卒社員として約半年ほど、断続的に学習。毎日1〜2 時間程度。
学習方法:過去問のみを利用。
テキストの黙読と過去問の回しを実施。
過去問は2〜3周程度。ただし、地方自治法や一般教養など不勉強科目あり。
過去問は3周やると回答を覚えるが、応用が効かない状態になった。

・2回目 2年前、合格(214点)
学習期間:若手〜中堅サラリーマンとして10ヶ月程度。将来のことや、日々のサラリーマンとしての業務経験から法律知識を軸にキャリア形成しようと考え、再チャレンジ。
学習方法:
テキストの丸暗記をまず実施。
民法→行政法の順で丸暗記が進んだ頃から、過去問テキストを活用。
この頃、ある程度できる気になった頃に模試を受けて5割程度しか取れず撃沈。(この頃が学習開始から5ヶ月頃)
憲法を学習し、その後個人情報保護法ほか、一般教養で出る法律の暗記を実施。歴史ジャンルや政治経済ジャンルもゆるく目を通す。
記述用テキストもこの頃購入。
2回目の模試で7割特点し、気が抜ける。
この頃に現代文のテキストで一般教養の問題文対策。
3回目の模試でまた5割程度で撃沈。
過去問を回す、暗記、記述問題等を繰り返し演出。
4回目の模試で7割程度とり、合格をある程度確信(8ヶ月目、約2ヶ月前?)

最後の2週間は行政手続法や国家賠償法などを丸暗記。

試験結果は7割超え、余裕をもった合格には満足だったが、法律科目が思ったより取れず少し悔しい思いをした。(特に商法分野がゼロ点だった、また、憲法もボロボロだった。)
良かった点は、記述がたしか48点くらい、一般教養が52点だったこと。

・アドバイス
①自分は経済学部で法律は初学者だったが、チャレンジして取れたので興味があるのであれば挑戦の価値有り。
②試験を受けることに決めた人は、とにかく捨てジャンルを作らないことが大事(自分は商法はほとんど勉強しなかったが、そこを勉強していたらもっと良かったはず。)
一般教養は、少なくとも個人情報保護法は得意科目にすべき。(実は実務上一番役に立つ科目の一つです。)
③行政書士試験は、本質的には法律知識をベースにした国語の試験なので、知識の暗記とともに、例えば過去問を解くたびにペンと頭を使って問題文雅何を言っているか考え、表現するクセをつけるべき。
④私は(もはや趣味の領域で)司法試験予備試験の勉強もしているが、大変さが段違いで、行政書士試験のコスパの良さを思い知った。
試験を受けようとしている人には、ぜひ最後まで頑張ってほしい。

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