合格体験記(和也さん)



私が行政書士試験の勉強を始めたのは令和元年5月のGWからでした。
そして佐藤先生の動画を見つけたのはその年の9月頃です。
講義動画はとても理解しやすく「なんでもっと早く気づかなかったんだろう」と思いながら何本も続けて視聴しました。
ただ、その時期に勉強方法を変える事が出来ずに、1年目は残念ながら合格出来ませんでした。今考えて見れば計画性もなくただ闇雲に机に向ってるだけでした。

そして2年目。
先生は過去問を回すアウトプット型の勉強法を推奨されていたので、
スー過去や肢別過去問を中心にそれを意識しての勉強でした。
そして、この年の途中からslackが立ち上がって、受験生の質問に対する先生方の丁寧な回答や解説に新しい気付きや理解があって読んでるだけでもとても良い勉強になりました。

そして、過去問はある程度解けるようになって自信もついて挑んだ2度目の試験。
結果は不合格。

これはショックでしたね、1年間自分を信じて戦ってきて
結果を残せなかったわけですから自分が情けなかったです。
メンタルかなりやられました

ただ、諦めようとは全く考えなかったです。
それまで勉強して来て積み上げた知識を捨てるのが勿体ないから
何度でも挑戦しようと思ってました。

しかしながら、今までと同じ勉強方法では不安なので少し変えなければと思い、様々なYouTuber先生の動画を拝見しました。
ですが、どの先生の動画も使われてる言葉が難しかったり、説得力が弱いとか決め手に欠けるとか、なんて言えば良いのか自分にはちょっと合いませんでしたね。
やっぱり佐藤先生の動画解説が、事例に条文や判例を当てはめて図解で説明してくれるのと、
言葉のテンポがとても小気味よく解りやすく自分には1番合ってました。

そんな感じて3年目の勉強方法をどうするか悩んでたのですが、
試験に2回落ちてみて行政書士試験は自分の様なド素人が小手先のテクニックで受かる試験ではないと思い知らされたわけで…そうなると基本に立ち返るしかないんですね。
それで徹底的な基礎勉しかないと、テキスト、六法、判例集をとにかく読み込みました。

佐藤先生の動画で「広い範囲を勉強するより、基礎知識をガッチリ固め法的思考力を付ければ初見の問題でも何とかなる」(自分の知る限り同じような内容で2本の動画が出てます)
この理論を信じて突き進みました。

そして、5月頃からは市販の模試を買って新しい問題を解きまくりました。LEC、TAC、合格革命、伊藤塾、最強模試、その他諸々無料のやつも含め相当数やって、9月頃には点数も180点以上取れるようになり自信も付いてきましたが、やっぱり不安の方が大きかったです。なので、最後まで手を抜かずに勉強を進めました。

試験当日、開始の合図があって問8から(行政法)解き始め民法→商会→多肢選→記述に進んだ辺りで少し手応えを感じました。
答案用紙を全て埋めて残り時間10分。
見直しの時間も残ってないので、記述の誤字脱字をチェックして、終わろう思ったら、回答欄の問1と問2の回答がどちらも選択肢5で回答してるのが、ちょっと不安になって問題を読み直したんですが、まぁ大丈夫かなと思いながらペンを置き1年間の長い戦いが終わりました。

それから2、3日は怖くて結果を調べることが出来ませんでしたが、気持ちが落ち着いて来たところで答え合わせをしました。
結果、記述抜きで176点、一般知識も10問取れてたので合格を確信しました。

それでも合格発表の番号を見た時は本当に嬉しくて涙が出ましたね、カミさんや家族皆んな喜んでくれて、本当に良かったです。

この試験に合格するために費やした2年7ヶ月、私の人生で1番頑張った日々と自負出来るし、とても充実してました。

この経験は、大切な宝物です。 ただ、もう2度と経験したくないですね(笑)

以上、私の拙い文章にお付き合い頂きありがとうございました。

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